パタゴニアツーリング

12月26日から1月23日までチリに居たわけですが、南の南、オレンジ丸のところにおりまして、1月19日やっと朝から晩までツーリングに行けることになり、前々から狙っていたルート225からV-69号に入りコチャモという町まで行ってきました。

拡大すると、この様な行程です。往復だいたい300kmってところです。
朝、と言っても10時過ぎですが、家を出発いたしまして、まずは目指すことジャンキーウェ湖のほとりの観光地であります、プエルトバラスに向かいます。
プエルトバラスはチリ南部でも人気の観光地のようで、カジノなどもあります。

この時はまだそうでもないですが、午後からは多くの湖水浴客で賑わっておりました。

湖の畔には多くのホテルなどが建ち並び、観光客で賑わっております。

私はと言うと、道中長いのでここでワンショット撮ってからまたすぐに移動です。
メットは日本からもって行ったものです。気温は20度切るくらいで寒いのでジャンパーの下には毛糸のセーターを着ています。

写真撮るの忘れましたがルート225は道幅も広く、制限速度も100km/hなものですから、私のGN125パクリのモトラッド150で頑張って走ってもバンバン追い越されていきます。
ジャンキーウェ湖の看板があったので記念撮影。遠くに見える山はオソルノ山です。
絶好調でアクセル全開でも100km/h出るか出ないかのこのバイクですが、燃費は悪くないはず・・・。と思って走ってましたがこの先にガソリンスタンドなるものがあるのかどうかもさっぱりわからず。わかっているのは舗装が途切れてダートになって小さな村が点々としていることだけだったので、いや~プエルトバラスで満タンにしておけば良かったなと思ったのですが今更どうしようもないわけで、まあ、無くなっちゃったら農家っぽいところに駆け込んで分けてもらうしか無いなと考えつつ走っていると。COPECのスタンドの看板を発見!

いや~ホッとしました。私の後にも二人乗りのバイクが燃料入れてましたが、男「TAKASAKI」のバイクでした・・・。
あのTAKASAKIのバイクはどこで作ってるのでしょうか???
だいたいこっちのガソリンスタンドとかまあ、あちこちに巨大なチリ国旗がなびいています。
祝日も何も関係ないです。日本もこのくらい愛国心燃やさなきゃダメですね。私の知っている限り、チリ人は皆自分の国が大好きですね。

ややしばらく走るととても高い木が生い茂る中、まっすぐな道を走りまして後ろにはオソルノ山がきれいに見えるではありませんか・・・。
アクセルひねる手もヤッホーーーって感じです。
心地よい舗装道路もこの後まもなくダートになります。

この辺に来てから年末に少し雨が降ったきりほとんど雨も降らずでからっからに乾いてますので、向こうから車が来た日には埃で真っ白になり視界が無くなっちゃいます。砂利道ですが堅く締まった道で走りやすいですよ。

コチャモの入り口に来ました。
トイレがしたくなったので、この看板の裏でリフレッシュしました(笑)

パタゴニア ベルデ(パタゴニア グリーン)です。コチャモ近辺の街にある施設などを簡単に説明してあります。

この辺に来たら、写真撮っても絵みたいな写真が撮れますね(笑)
この後、コチャモの街に入りますが、PARE(止まれ)の看板が出てガードマンさんが右によって進んでというので進んでいったら、思いっきり道路に砂利敷いている最中で向こうからグレーダーがわんさか砂利押してきています。
当然全く締まってませんので、バイクで走るなんて大変だし、いったいどこ走ればいいのよ!?と思って止まったら、グレーダーの運転手さんが右側に法面を下ると獣道みたいな歩道があったのでそっちに行けというので、獣道を走り工事区間をやり過ごしました・・・。

まあ、景色がきれいなんで走っては停まりですよ。

山も川もとてもきれいです。

途中、アレルセの看板があったので、見たらこの脇道を走るとアルゼンチンの国境に行けるような地図でしたので、ちょっと走ってみようと寄り道。

交通量の皆無のダートを走ります。

向かうや切り立った岩の山岳地帯です。
あとからさっきの地図を見たら、道は途中で切れて、あとは歩きで行くしかないようです。
アルゼンチンの国境までこのあたりから30kmほどですので、歩いて行けば国境越えできるのがわかりました。
GoogleMAP参照
所々キャンプ場がありますので、ひたすら歩いてキャンプするしかないようですが、是非この山に籠もってみたいです。

そうこうしているうちに昼も過ぎちゃって、気づいたら15時半近くです。そろそろ帰らないとまずいので、リュックにクッキーを一袋持ってきたのでそれと水を飲んでお昼ご飯にします。この辺も砂利をたくさん入れてましたので、今度来るときには舗装になっちゃってるかもしれません。

そういえば走ってて思ったのですが、タイヤのパンク修理の道具とか何も持ってきてなかったので、こんなところでなんかトラブったら大変だなと思いました。全く知らない土地ですし、人が居ないところもたくさんありますのでここは調子に乗らずにゆっくりと安全運転です。異国の地ではこれが基本ですね。
無事舗装区間に出まして、オソルノ山を見ることが出来る駐車帯で休憩。
とりあえず、あとは頑張っておうちに帰るのみです。

そうそう、2日後の21日に日本に帰りますのでお金を下ろして行かなければならないので、プエルトバラスのJUMBOに行きました。SantanderのATMがあったのですがなぜか下ろせません。他の人も下ろせませんでしたので故障なのでしょうか?結構こっちじゃこういうの多いので、プエルトモントのSanta isabel(地元のスーパー)に2台ATMがあって1台は動いてませんでしたが、もう一台は大丈夫でしたので、現金を下ろして家に帰りました。
ということで、一日一杯走りましてとりあえず満足です。ZUMOもちゃんとルート案内をしてくれてましたので良かったです。
今度来るときはスプロケットを変えてもう少しスピードが出るようにしようと思います。
今度は時間があるときにチリ番外編を書きますのでお楽しみに!
スポンサーサイト