9月4日~5日 十勝林道の旅 1日目

9月4日~5日と北海道から遠く九州よりお友達が北海道に上陸しているということでお仕事をお休みして案内をすることに。待ち合わせ場所は十勝の清水。今年の夏の北海道は天候が思わしくなく道中雨でトンネルの多い道東道を走ります。

10時頃待ち合わせということで、清水ドライブインに。雲も低く垂れ込めて雨が降るか振らないかの綱渡りな天気です。

ひめちゃんとおがちゃんと無事に合流。ひめちゃんは何年か前に一緒に野営の会で山奥でキャンプをしました。おがちゃんとはお初でありましたが、昨年、アルゼンチンを南下して最南端の街ウシュアイアまで走ったというある意味南米つながりであります。
とりあえず、屈足で補給してからパンケニコロベツ林道から奥地にすすむ事にしました。

パンケニコロベツ林道に入りまして快調に走るも、前方には倒木が・・・。
おがちゃんは何とか藪をこいで迂回するルートを探しますが、何せ荷物満載のビッグオフロードバイクにはちょっときついということで、パニアの中に忍ばせてあったのこぎりが登場!

皆で交代しながら切っていきます。

ラリープロ2スーツにインナーも着ているので、まるでサウナスーツを身に着けてのこぎりで切っているくらい汗が吹き出ました。
ちょうど林野庁職員の方も後ろからやってきましたが車が通れる大きさではないので、お先に失礼させてもらいました。

バイク1台分だけ通れるくらいのトンネルが出来たのでいざ通過。

ちょうど通れる位のトンネルでした。

快調に走り奥十勝峠にて休憩。
ここからおがちゃんとひめちゃんに先に行っててもらいゆっくり景色を見ながら走っていると・・・。

アドベンチャーが転がっておりまして・・・。左パニアが凹んでフォグのステーも折れちゃいまして応急処置。

シートカチ林道の本線は通行止めになっていたので、支線を遠回りし秘奥の滝線の方へ。

ほぼ廃道状態で笹がせり出しておりバチバチと擦りながら進みます。真ん中を走りたいけどえらい滑るので当分我慢です。

林道に入ってからやや2時間ほど走りまして十勝岳登山口前に到着。

秘奥の滝線を走って分岐を右に曲がったら、後続におがちゃんは来ているけどひめちゃんの姿が見えない・・・。
しばらく待っても来なくておがちゃんが戻って捜索に。待っても来ないので私も捜索に戻る。
どこかに落ちたとかそういう感じではないので、分岐を左側に行った可能性がある。

分岐の戻って待っていると・・・。
なんと山道を2時間半も走った人間よりも熊さんの数が多い奥地で、自身もGSオーナーの岡部さんとばったり会いました。
いや~一人はぐれちゃって・・・・。となんだかんだと30分はこんな山の中で話し込んでしまいました。
連絡先交換したくても電話の電波も届かないので不便です。
後から走ってきた岡部さんはひめちゃんに会っていないということだったので、分岐を左に曲がった模様であるので我々も分岐を左に。岡部さんは右を下りて行きましてここでお別れ。

レイサクベツ林道をシートカチ林道に向けて下りて行く途中で車とすれ違ったのですが、バイクとすれ違ったということでひめちゃんの生存を確認。
曙橋で無事に合流。我々が探したりお喋りしたりしている間に曙橋についたらしく約1時間も待って居たそうな・・・。
まあ、無事に下りれたと言う事で良かったです。

少し暗くなりかけたので急いで然別の宿へ。
温泉付き素泊まり1500円は安いです。
ゆっくり温まって1日目終了。
約21分の林道走行ビデオです。
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